5月は比較的時間があったが、6月は忙しくブログ更新が今になってしまった。
下にも書いているが、日本人は国民的に「検証」する姿勢が欠けている気がする。それは太平洋戦争を始めとして、最近では令和の米騒動から備蓄米の放出に至るこれまでの農政など。郵政民営化もそう。政治家が実施してきた政策を年数が経過した時点で検証し、未来に向けて改正すべきは変えていかないと日本の行く先は先細りの感じがする。
5月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:248
ナイス数:19
武器としての決断思考 (星海社新書 1)の感想
積読本だったが、筆者は2019年に早逝した。ふとしたきっかけで途中から一気読み。現在はオールドメディアとSNSが対立して語られることが多い。ある政治評論家は「今の若い世代は新聞を読まない」とテレビで公言している。しかしオールドメディアの情報源が作為的な可能性があることを筆者は主張する。報道と逆の内容を主張する情報を集め、報道の信憑性を検証する姿勢の大切さを述べている。「裏をとる」のではなく「逆をとれ」と。ネットリテラシーを確立するには大切な姿勢だと感じた。
読了日:05月06日 著者:瀧本 哲史
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