鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

2021年3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:693
ナイス数:13

 

久しぶりに読了出来た月だった。時間があってもDAZNでサッカーを観ることが多くなったのが、読了した冊数が減った原因か。

アナリシス・アイ ~サッカーの面白い戦術分析の方法、教えます~(小学館新書)アナリシス・アイ ~サッカーの面白い戦術分析の方法、教えます~(小学館新書)感想
最近、地元のJ2 チームの試合を観る機会が増えたので、戦術理解のために読んでみた。初心者向けだが、サッカーの戦術は年々変化しているので、理解をアップデートするのに役立った。とはいえ、数年後に戦術はまた変化する可能性はあるのだが…。攻撃しながら守備も求められるし、戦力が上のチームが必ずしも結果を残すわけではないところが、サッカーは難しいし、面白いと思った。
読了日:03月14日 著者:らいかーると

 


戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗感想
色々考えさせられた本。高校生を対象に戦前の昭和の3つの国際交渉について、史料を読み込み講義した内容をまとめたもの。一番心に響いたのは「倫理や善意からもたらされる鈍感は罪」という文章。過ちを犯した相手に謝罪することは大切だが、相手の方針に対する感性を鋭敏にしておく必要があるとのこと。また、交渉事でどちらに転んでも上手く対応できるようにする「両論併記」は、一貫した姿勢を示せない弊害も生じると述べていた。機会があれば再読したい。
読了日:03月07日 著者:加藤 陽子

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