鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

2022年4月に読んだ本

4月になり、職場はプチ新体制。これまで通りに地道にマイペースで頑張る。現在は数冊を同時並行で読書しており、読了するのにさらに日数がかかりそうだ。

 

4月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:448
ナイス数:38

黒牢城黒牢城感想
織田に叛旗を翻した荒木村重有岡城に籠城する。しかし村重の孤独感は半端なかった。城内で生じた不可解な事件の解決を、城内に囚えた黒田官兵衛に相談せざるを得ない状況だった。官兵衛は囚えられた事によって、織田方に差し出した長子松壽丸が切られたと思いこんでしまう。このため村重の武将としての名を貶めるための回答を重ねていく。しかし最後は竹中半兵衛が施した機転により官兵衛は救われる。殺伐とした憂き世に抗うには善因・善行を重ねるしかないのか、と考えさせられた。
読了日:04月09日 著者:米澤 穂信

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