鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

2019年11月に読んだ本

11月は仕事の関係であまり読めなかった。安定の司馬遼太郎作品にとどまってしまった。今回は幕末で幕府方の新選組関係。薩長に追い詰められて行く姿があまり好きになれないのだが、敗者側からも学べるものはあるだろう。

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:592
ナイス数:34

燃えよ剣(上) (新潮文庫)燃えよ剣(上) (新潮文庫)感想
土方歳三の生涯をダイナミックに描く。新選組副長として鉄の規律を作り上げ、斬るか斬られるかの日々。組織を維持するために暗殺まがいのこともやってのける。性格的にもかなり難があるが、沖田総司の存在が何気に中和してくれる。上巻後半で薩長同盟が締結されるが、それを知らずに幕府直参に取り立てられる土方ら。時代の流れに逆行しながらも、己のサムライ道を貫いていくのだろう。下巻も早く読みたい。
読了日:11月03日 著者:司馬 遼太郎

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