先月に引き続き、3月も読了した本はなかった。とは言え読書をしていない訳ではない。研究会や講演会が軒並み中止・延期となっており、本を読む時間は明らかに増えているのだが、ビデオを観る機会のほうが増えている。
現在大河ドラマでは「麒麟がくる」が放送されているが、明智光秀の人生に大きな影響を及ぼしたと思われる斎藤道三が登場する「国盗り物語」(司馬遼太郎著)を読んでいる。しかしそれ以上にアマゾンプライムより登録した「NHKオンデマンド」で視聴可能となった大河ドラマ「徳川家康」(1983年)を視聴する時間が長くなっている。書籍「徳川家康」(山岡荘八著)に関するブログは2015年に書いていた。
大河ドラマ「徳川家康」の家康役は滝田栄。最近テレビでは見かける機会は少なくなったが、決して平坦ではなかった天下取りの軌跡を見事に熱演していた。それ以上に女優陣が美しい。竹下景子、池上季実子のほか、亡くなった夏目雅子も淀君役で出演していた。「NHKオンデマンド」ではその他の大河ドラマや、「NHKスペシャル」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」も視聴できる。値段はかかるが、コストパフォーマンスは十分だと思う。