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鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

医療

チームシップを育むための3本柱とは? 『今いる仲間で「最強のチーム」をつくる』

私の所属する医療チームは内科、外科などの所属科単独ではなく、複数科の混成チームで成り立っている。この方法をとることによって、疾患を内科的あるいは外科的に評価・診断することができ、手術を実施した後も内科的なフォローアップが可能となり、各科連…

もう「お医者様はいらっしゃいませんか?」を聞くことはないのだろうか?

JAL DOCTOR登録制度の開始 日本航空(JAL)は、飛行機内で急病人が発生した時に、乗り合わせた医師が迅速に応急処置を開始出来るように、JAL DOCTOR登録制度を始めることになりました。これは日本医師会が発行する医師資格証とJALマイレージカードの両方を持…

メンターが知らんぷりしたら部下は立つ瀬ないでしょ?

オーベン−ウンテンの関係 若手医師の教育の場では必ず上級医が指導につきます。上級医は、ドイツ語の oben 「上に」より由来して「オーベン」と呼ばれます。研修医など指導を受ける医師は、同じくドイツ語の「下位」を表す untenより「ウンテン」と呼びます…

機内で診療要請があった時に医師は何を考えているのか

「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」 かれこれ10年ほど前に、休暇で海外に向かう国際線の機内でアナウンスがありました。食事の後で適度のアルコールも入っており、うたた寝状態でしたが、このアナウンスで飛び起きました。 私の数席後方で、…

”誤診しない”医者になるために〜「医師は現場でどう考えるか」書評

「医者は現場でどう考えるか」(ジェローム・グループマン著、石風社)を読んだ。帯には「間違える医者、間違えぬ医者の思考は、どう異なるかを問う知的刺激に満ちた医療ルポルタージュ」とある。「誤診」などのっけから穏やかならない表現を用いたが、要は…

てんかん患者意識調査の結果を見て

東北大学てんかん学分野の中里教授が監修した、てんかん患者の意識調査の結果が4月4日の日経メディカルに掲載されていた。 これによると患者と医療者の疾患に対する意識の相違が見て取れる。 1)てんかん治療のゴールはどこか? 抗てんかん薬内服によって発…