鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

割り込みタスクへの対応法

忙しい時に限って上司より急な仕事の依頼が来るものです。そんな時、みなさんはにこやかに対応出来ていますか? 割り込みタスクが舞い込んできた時の対応方法について考えてみました。

イエスマンになれ!?

上司から割り込みタスクが依頼された時は、誰もが内心「面倒だな」と思うことが多いと思います。実際私もそうです。しかしどんな時でも「はい、分かりました」とイエスマンになれ、と世界一の庭師 石原和幸氏は言っています。

 

イエスマン」という言葉にいいイメージを抱かない人は多いかもしれない。しかし徹底的に「はい、わかりました」 と言い続けることが、自分自身を違うステージに導いてくれる。(仕事を)引き受け、とにかくやる。それを続けていると使い勝手にいい人間になれる。そして、仕事をどんどんもらえる。たくさんの仕事を頼まれれば「より早く片付けるためにはどうすればいいか」と工夫が生まれる。さらに上司が仕事を頼んだ意味を考えて「上司にとってさらに仕事をしやすくするためには?」と気を配る。相手のメリットを考えて仕事することが出来るようになると信用され「この仕事も任せてみようか」と次のチャンスも生まれてくる。

 私自身、上司から割り込みの仕事を頼まれた時、以前は引き受けるとしても心の中のどこかで「面倒だな」と思っていたのは事実です。しかし最近は明らかに「はい、わかりました」と返事をしている自分がいます。これは仕事に対する立ち位置の変化を感じ取っているためと思います。年齢的にもリーダーシップを発揮していく必要性を感じています。上司が考えていること、目指している方向を意識するようになると、自分のレベルをさらに向上させようと考えます。そのように考えると、上司の出す指示には、組織として将来の方向性を決定するためのアイデアが詰まっていることに気づきました。そのため上司のオーダーに応えることは、自分自身を高めることにつながると判断できるようになったのです。

 

 「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」は野村克也もよく引用するが、もとはウィリアム・ジェイムズ(心理学者、哲学者)の言葉らしい。

 割り込みタスクに対応する

とはいうものの、割り込みタスクは効率よく処理したいもの。松崎さんはブログの中で、「緊急で割り込んできたということは、予防が足りなかった結果なのです。事前に予防できる方法が無いかを考え、行動に移すようにしてみると、割り込みタスクはどんどん減らせていけます。」と述べています。

割り込みタスクに振り回されないようにする3つの対策 | jMatsuzaki

自分で割り込みタスクをコントロールできている状態は、業務改善の工夫の結果であり、自分自身が成長している証と言えるでしょう。

最後に映画の紹介をして終わりにしましょう。

 

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