鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

組織運営

2021年10月に読んだ本

10月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:413ナイス数:8失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫 と 18-1)の感想 コロナ禍の日本の状況は太平洋戦争時に類似している印象があり、再読。日本軍のコンティンジェンシー・プランの欠如が多くの戦…

2019年9月に読んだ本

歴史は、後者が過去の事例を検討し評価した結果を示している。実際の当事者たちはそれぞれがベストと判断した行動をとっていると思うが、必ずしも良い結果には至らないことが多い。勝者は称賛され、敗者は罵られる。しかしその勝者が次も勝者になるとは限ら…

2018年11月に読んだ本

現在は「不毛地帯」にはまっている。著者の山崎豊子さんは、主人公壹岐正を通じて何を伝えたかったのかがまだよく見えて来ない。それを考えながら読み進めていこう。 11月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:590ナイス数:8不毛地帯 第2巻 (新潮…

2018年5月に読んだ本

5月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:584ナイス数:24悪いヤツほど出世するの感想リーダーには謙虚さが必要である、という考えは幻想である。実際には謙虚なリーダーなど皆無に近い。嘘をつくことは道徳的には許されないが、本当の事を言わない…

チームシップを育むための3本柱とは? 『今いる仲間で「最強のチーム」をつくる』

私の所属する医療チームは内科、外科などの所属科単独ではなく、複数科の混成チームで成り立っている。この方法をとることによって、疾患を内科的あるいは外科的に評価・診断することができ、手術を実施した後も内科的なフォローアップが可能となり、各科連…

必要以上にたてつく部下を持ってしまったあなたへ

組織ではいろいろな世代の人間が一緒に働いており、性格も人それぞれです。従順な部下もいれば、上司に必要以上にたてつく部下もいます。悪気はないのだろうが、一つ一つの発言がいちいちしゃくに障る部下がいたとします。相性が悪いとしか言いようがない部…

イノベーションは内省から:『学習する組織』より学ぶ

組織運営を任されたら… 職場やクラスなど組織の運営を任された時、従来の方針を踏襲して前に進むか、あるいは前任者の方針に対して抱いていた不満な点を修正し前に進むか、判断が必要になることがあります。急激な変化は誰もが受け入れがたいことが多いのが…