鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

歴史

2022年4月に読んだ本

4月になり、職場はプチ新体制。これまで通りに地道にマイペースで頑張る。現在は数冊を同時並行で読書しており、読了するのにさらに日数がかかりそうだ。 4月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:448ナイス数:38黒牢城の感想織田に叛旗を翻した荒…

2021年10月に読んだ本

10月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:413ナイス数:8失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫 と 18-1)の感想 コロナ禍の日本の状況は太平洋戦争時に類似している印象があり、再読。日本軍のコンティンジェンシー・プランの欠如が多くの戦…

2021年7月に読んだ本

7月の読書メーター 久しぶりのアップ。この数ヶ月間、数冊を並行して読んでいたため、読了出来た冊数が少なかった。コロナ禍での東京オリンピック2020も終了したが、半藤さんの本を読んでいると、昭和初期も現代も政治家の質は何も変わっていないことを感じ…

2020年6月に読んだ本

コロナ禍の非常事態宣言も解除され、日常が戻りつつあった6月。しかし東京では感染者が再び100人を超えるようになってきた。県境を越える移動制限も解除されたが、まだまだ油断はできない。この調子では今年の冬が思いやられる。読了したのは安定の司馬遼太…

2020年5月に読んだ本

通常ならば観光地は大賑わいのはずのGWだが、新型コロナウイルス禍のためにほとんど外出しない大型連休だった。その結果として比較的本を読めたほうだった。 コロナ禍の結果、働き方や情報収集、コミュニケーションの方法が大きく変わろうとしている。自分と…

2020年4月に読んだ本

筆者が在住する長崎県では、新型コロナウイルス感染者の増加はない(クルーズ船乗務員を除いて)が、まだまだ油断はできない状況は続いている。 4月は久しぶりに1冊読破出来た。現在国盗り物語第二巻を読んでいるが、道三は深芳野の産んだ子の父親は土岐頼芸…

2020年1月に読んだ本

1月は出張の往復間で割とよく読めた。いいスタートが切れたと思う。地政学の観点で見ると、歴史は繰り返すことを認識した。 1月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:664ナイス数:16あなたも国際政治を予測できる! 最強兵器としての地政学の感想こ…

2019年12月に読んだ本

2019年の読書量は目標には届かず。読書に取り組む意欲は、体力と比例しているかもしれない。2020年は体力面のトレーニングを強化し、読書量を増やしたい。県立図書館も近所にできたので活用しよう。 12月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:560ナ…

2019年11月に読んだ本

11月は仕事の関係であまり読めなかった。安定の司馬遼太郎作品にとどまってしまった。今回は幕末で幕府方の新選組関係。薩長に追い詰められて行く姿があまり好きになれないのだが、敗者側からも学べるものはあるだろう。 11月の読書メーター読んだ本の数:1…

2019年10月に読んだ本

10月は出張の行き帰りでもっと読めると思っていたが、寝落ちしてしまったのか冊数は稼げなかった。10月はラグビーにハマってしまったから、その影響があるかも… 10月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:375ナイス数:14新装版 坂の上の雲 (6) (文…

2019年9月に読んだ本

歴史は、後者が過去の事例を検討し評価した結果を示している。実際の当事者たちはそれぞれがベストと判断した行動をとっていると思うが、必ずしも良い結果には至らないことが多い。勝者は称賛され、敗者は罵られる。しかしその勝者が次も勝者になるとは限ら…

2019年8月に読んだ本

相変わらず司馬遼太郎を再読している。すると日本人とはどんな民族なのか考えてしまう。特に旅順攻撃の項は人命が結果的に虫けらのように扱われており、気が滅入ってしまう。この流れが太平洋戦争に繋がり、約300万人の命が失われた。悪しき精神論でどれだけ…

2019年7月に読んだ本

出張の往復の車内でKindleで読むことが多かったが、数冊を回し読みしていたため冊数は稼げず。まあいいか。日露戦争時代と昭和初期の軍首脳は変質した様に司馬は記載しているが、陸軍に関しては全く変わっていない。人命・兵站軽視、精神論に走るなどの傾向…

2019年6月に読んだ本

「坂の上の雲」は高校時代の国語教師が是非読め、と言っていた本で再読。昭和時代の陸海軍の戦略の無さを徹底的に批判している司馬遼太郎が最も書きたかった内容かもしれない。太平洋戦争では優れた戦略・戦術ともに無く、人命軽視の精神論に偏っていたがた…

2019年5月に読んだ本

4月に読了出来た本がなく、5月にずれ込んだ。5月初旬は大型連休があったものの、それほど多くの本を読めたわけではなかった。最近は「坂の上の雲」や「失敗の本質」を再読している。 5月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:600ナイス数:21ドラッ…

2018年8月に読んだ本

今年の夏は暑かったせいか、読書もややペースダウン。帰宅後も早く休むことが多かったしなぁ… 8月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:445ナイス数:20書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)の感想それなりに得られるものはあった。対談…

2018年6月に読んだ本

6月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:488ナイス数:10胡蝶の夢〈4〉 (新潮文庫)の感想 日本人のアイデンティティは江戸時代に確立された気がする。江戸時代は細かな身分制度が敷かれ、階級社会の中で上手く立ち回るためのテクニックが醸成され…

2018年4月に読んだ本

新年度のスタート。歓迎会が多く、出張は少なかったのだが、まあまあ読めたほうか。 4月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:690ナイス数:14胡蝶の夢〈第3巻〉 (新潮文庫)の感想前半はひたすら伊之助が切なかった。身から出た錆とはいえ、婿養子…

2018年3月に読んだ本

2月は読みかけの本が多く、読了した本が少なかった。 『胡蝶の夢』は長崎が舞台であり、興味深く読むことが出来た。鎖国体制の崩壊によって流入した西洋の市民思想が徳川体制の瓦解に繋がった。江戸時代は終わるべくして終わったのだ。 羽生永世7冠は先日NHK…

2017年11月に読んだ本

いよいよ完結に近づいた。次の最終巻では土佐藩の上士・郷士の身分制度に流されそうになりながらも、大政奉還実現のために奔走する竜馬が描かれる。竜馬の次は松本良順を読む予定だ。 11月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:426ナイス数:15新装…

2017年10月に読んだ本

司馬遼太郎関連が続いている。自分にとって読みやすいのだろう。 10月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:629ナイス数:18新装版 竜馬がゆく (6) (文春文庫)の感想薩長同盟成立させたその夜に寺田屋で襲撃を受けるなど、竜馬の人生は劇的すぎる。…

9月に読んだ本

「竜馬がゆく」の再読にまだはまっている 9月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:855ナイス数:32新装版 竜馬がゆく (4) (文春文庫)の感想 反動の時代。長州藩は都落ちし、土佐勤王党にも粛清の嵐が吹きまくる。そんな時代のなか、竜馬は海舟の薫…

8月に読んだ本

8月の読書量は少なかった… 8月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:430ナイス数:20新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫)の感想勝海舟、おりょうとの運命的な出会いが描かれる。面白かったのは勝海舟が山内容堂公に、竜馬の脱藩を赦免してもらうやり…

2017年7月に読んだ本

7月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1740ナイス数:62新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫)の感想北辰一刀流の免許皆伝をもち国内でも有数の剣客となった竜馬は、この頃まだその才能を持て余している。唯一伊予から長州へ向かう船の指揮をとる竜…

「真田丸」を見ながら過去を振り返る

大河ドラマ「真田丸」 「真田丸」とは大阪冬の陣の際に、大阪方の真田幸村(ゆきむら)が築いた出城のことです。この出城に陣取った真田軍が攻めてくる徳川方を散々苦しめたことで脚光を浴びました。その後の大阪夏の陣では堀を埋められ裸同然となった大阪城…