鷹のぼせの独り言

外科系医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。医療、教育、書評、そしてホークスについて熱く語ります。

2023年11月に読んだ本

久しぶりのブログ投稿。読書量が減っていたのは、YOUTUBEなど動画を見ることが多かったからか。しかし有用な知識は読書からの方が得られると思っている。最近 Audibleを利用することがあるが、マーキングは電子書籍のほうがやりやすく、ブログ作成にも容易に…

2023年7月に読んだ本

この数年の夏は酷暑である。温暖化といってしまえば簡単だが、これまで人類が築き上げてきた社会形態の限界を迎えつつあると感じる。真剣に将来のことを長期的に考えないと、子どもたちの住む世界は想像できない悪いものになる気がする。これまで常識と思っ…

2023年4月に読んだ本

読むペースが落ちているが、眠前の読書で寝落ちしていることが増えてきた。以前より疲れやすくなったかな。 4月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:224ナイス数:7反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」の感想 …

2023年1月に読んだ本

最近のSNSは目を覆うような動画の投稿が多く、うんざりしている。できる限り素通りしているが、それでも情報は入ってくるので取捨選択する必要がある。いわゆるZ世代はモノも情報も溢れた世の中を生きており、私の世代以上にネットリテラシーが求められると…

2022年11月に読んだ本

11月下旬よりサッカーW杯が始まった。日本はドイツ、スペインを破り、決勝トーナメントに進出。このブログ執筆時点で、クロアチアと対戦することが決まっている状況。サムライ・ブルーは下馬評を覆す結果を出し、自分も組織論などそこから学びを得られると感…

2022年11月に読んだ本

11月下旬よりサッカーW杯が始まった。日本はドイツ、スペインを破り、決勝トーナメントに進出。このブログ執筆時点で、クロアチアと対戦することが決まっている状況。サムライ・ブルーは下馬評を覆す結果を出し、自分も組織論などそこから学びを得られると感…

2022年9月に読んだ本

9月はなんだか精神的にも忙しく、落ち着かなかった。少し軽めの本をサクッと読んだ。だいぶ涼しくなったので、書斎で過ごせる時間が長くなってきたのが嬉しい。 9月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:480ナイス数:17人は話し方が9割の感想「教…

2022年7月に読んだ本

今年の4月以降職場の環境がやや変わり、それに伴って読書量も減ってしまった。しかし『嫌われた監督』は一気に読めた。プロ野球ファンは応援するチームの優勝を願っているのだが、勝ちすぎるとチームの運営面で色々な齟齬が生じる。そこを理解した上で選手の…

2022年4月に読んだ本

4月になり、職場はプチ新体制。これまで通りに地道にマイペースで頑張る。現在は数冊を同時並行で読書しており、読了するのにさらに日数がかかりそうだ。 4月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:448ナイス数:38黒牢城の感想織田に叛旗を翻した荒…

2022年2月に読んだ本

2月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:208ナイス数:36臨床の砦の感想コロナ感染症初期の病院、医師の対応を描いた。ほぼノンフィクション作品と考えていいだろう。デルタ、オミクロン株感染の現在はワクチン接種も進み、病態自体の解明が進んで…

2021年12月に読んだ本

12月の読書メーター 読みたい本は色々あるが、最近は複数の本を同時に読み進めていない。1冊読了した後に次の本に進むようにしているので、あまり冊数は稼げていない。しかしいずれまた数冊同時に読む気分になるかもしれないし、あまり気にしていない。 読ん…

2021年10月に読んだ本

10月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:413ナイス数:8失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫 と 18-1)の感想 コロナ禍の日本の状況は太平洋戦争時に類似している印象があり、再読。日本軍のコンティンジェンシー・プランの欠如が多くの戦…

2021年8月に読んだ本

8月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:308ナイス数:10サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論の感想 J2リーグ V・ファーレン長崎の現監督、松田さんの著書。今シーズン、守備面からチームを立て直した手腕は素晴らしく、その哲学に触…

2021年7月に読んだ本

7月の読書メーター 久しぶりのアップ。この数ヶ月間、数冊を並行して読んでいたため、読了出来た冊数が少なかった。コロナ禍での東京オリンピック2020も終了したが、半藤さんの本を読んでいると、昭和初期も現代も政治家の質は何も変わっていないことを感じ…

2021年3月に読んだ本

3月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:693ナイス数:13 久しぶりに読了出来た月だった。時間があってもDAZNでサッカーを観ることが多くなったのが、読了した冊数が減った原因か。アナリシス・アイ ~サッカーの面白い戦術分析の方法、教えます~…

2020年9月に読んだ本

コロナ禍もやや落ち着いてきた9月。4連休もあり、本を読む時間は取れた。東京や観光地にも人手が戻りつつあるが、4連休より2週が経過した今週以降の感染者の動向によって、長崎県のフェーズも再度上がるかもしれない。 9月の読書メーター読んだ本の数:2読ん…

2020年8月に読んだ本

今年の夏は今までとは全く違う過ごし方を余儀なくされた。職場からの通達で、家族以外での会食は禁止。県外への移動も自粛している。子どもたちの夏休みも不規則になったし、恒例の旅行も今年はなし。学会、研究会もweb開催が通例となりつつあり、これまでの…

2020年7月に読んだ本

7月はやや体調を崩した。本を読む気持ちにならず、1冊にとどまった。体調は回復したので、またやりたいことを進めたい。 7月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:216ナイス数:1221世紀の「男の子」の親たちへ 男子校の先生たちからのアドバイス (…

2020年6月に読んだ本

コロナ禍の非常事態宣言も解除され、日常が戻りつつあった6月。しかし東京では感染者が再び100人を超えるようになってきた。県境を越える移動制限も解除されたが、まだまだ油断はできない。この調子では今年の冬が思いやられる。読了したのは安定の司馬遼太…

2020年5月に読んだ本

通常ならば観光地は大賑わいのはずのGWだが、新型コロナウイルス禍のためにほとんど外出しない大型連休だった。その結果として比較的本を読めたほうだった。 コロナ禍の結果、働き方や情報収集、コミュニケーションの方法が大きく変わろうとしている。自分と…

2020年4月に読んだ本

筆者が在住する長崎県では、新型コロナウイルス感染者の増加はない(クルーズ船乗務員を除いて)が、まだまだ油断はできない状況は続いている。 4月は久しぶりに1冊読破出来た。現在国盗り物語第二巻を読んでいるが、道三は深芳野の産んだ子の父親は土岐頼芸…

コロナウイルス禍の日々

先月に引き続き、3月も読了した本はなかった。とは言え読書をしていない訳ではない。研究会や講演会が軒並み中止・延期となっており、本を読む時間は明らかに増えているのだが、ビデオを観る機会のほうが増えている。 現在大河ドラマでは「麒麟がくる」が放…

2020年2月に読んだ本

2月は3冊を並行して読んでいたら、1冊も読了できなかった。 現在COVID-19の影響で、医療界も学会・研究会はのきなみ中止・延期となっている。このためその余った時間を読書に回そう。 2月の読書メーター読んだ本の数:0読んだページ数:0ナイス数:4

2020年1月に読んだ本

1月は出張の往復間で割とよく読めた。いいスタートが切れたと思う。地政学の観点で見ると、歴史は繰り返すことを認識した。 1月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:664ナイス数:16あなたも国際政治を予測できる! 最強兵器としての地政学の感想こ…

2019年12月に読んだ本

2019年の読書量は目標には届かず。読書に取り組む意欲は、体力と比例しているかもしれない。2020年は体力面のトレーニングを強化し、読書量を増やしたい。県立図書館も近所にできたので活用しよう。 12月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:560ナ…

2019年11月に読んだ本

11月は仕事の関係であまり読めなかった。安定の司馬遼太郎作品にとどまってしまった。今回は幕末で幕府方の新選組関係。薩長に追い詰められて行く姿があまり好きになれないのだが、敗者側からも学べるものはあるだろう。 11月の読書メーター読んだ本の数:1…

2019年10月に読んだ本

10月は出張の行き帰りでもっと読めると思っていたが、寝落ちしてしまったのか冊数は稼げなかった。10月はラグビーにハマってしまったから、その影響があるかも… 10月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:375ナイス数:14新装版 坂の上の雲 (6) (文…

2019年9月に読んだ本

歴史は、後者が過去の事例を検討し評価した結果を示している。実際の当事者たちはそれぞれがベストと判断した行動をとっていると思うが、必ずしも良い結果には至らないことが多い。勝者は称賛され、敗者は罵られる。しかしその勝者が次も勝者になるとは限ら…

2019年8月に読んだ本

相変わらず司馬遼太郎を再読している。すると日本人とはどんな民族なのか考えてしまう。特に旅順攻撃の項は人命が結果的に虫けらのように扱われており、気が滅入ってしまう。この流れが太平洋戦争に繋がり、約300万人の命が失われた。悪しき精神論でどれだけ…

2019年7月に読んだ本

出張の往復の車内でKindleで読むことが多かったが、数冊を回し読みしていたため冊数は稼げず。まあいいか。日露戦争時代と昭和初期の軍首脳は変質した様に司馬は記載しているが、陸軍に関しては全く変わっていない。人命・兵站軽視、精神論に走るなどの傾向…